快気祝いやお見舞いのお返しの品物を贈る場合には、いただいた金額や品物の二分の一程度の金額(半返し)のものを選ぶ方が多くなっています。あまり多く返しても、御見舞いで頂いた物を、心遣いが不要だったと受け取られる方もいらっしゃいますし、少なすぎても、お相手との関係性に戸惑いを感じる方もいらっしゃいます。失礼のないようにしたいですね。
快気祝いやお見舞いのお返しの品物を贈る場合、本来ならば、出向いて直接お手渡しするのが一番ですが、お相手が遠方であったり、病気や怪我の回復の度合いによっては、それが難しいこともあります。そんな場合は、配送でお相手に品物を送ります。会社の部署や課などからまとめて御見舞いを頂いた場合は、宅配時の宅配伝票に、「○○部御一同様」「○○課御一同様」と記載して、お返しの品物を送りましょう。
水引は「結び切り」を使用します。これは、一度結んだらほどけないことから、二度と繰り返してほしくないことを意味します。
のし上の書き方の例として、『快気祝』もしくは『快気内祝』、『全快祝』、『退院内祝』、『御見舞御礼』等がございます。病気や怪我の状態によって、書き方は異なって参りますので、下記をご参考にお選び下さい。
のし下には、病気や怪我が回復されたご本人の氏名を記入します。フルネームではなく、ご苗字だけでも失礼にあたることはありませんので、どちらをお選びになっても構いません。